無痛分娩のメリット、デメリット
最近は欧米にならって日本でも無痛分娩を選択する人が増えているらしい。
私も知識として無痛分娩というものがあるのは知っていたけど、上の子の時も下の子の時も、通院していた産院では無痛分娩という選択肢は存在していなかったので、自分とは無縁のことなのでさして調べることもしなかった。
なので無痛分娩についても、麻酔を打って陣痛を和らげるものという程度の知識しかなかったのだけど、どこにどう打つのかまでは知らなかった。
そうしたら、無痛分娩の時は背骨から硬膜に針を刺すそうで、それによって痛みを感じる神経を麻痺させるらしい。
ただ、その注射自体が結構痛いらしく、無痛分娩というのも看板に偽りあり・・・って感じ(汗)
さらには麻酔のタイミングや分量の調整がうまくいかないと、麻酔が効かないこともあるそうで、実際、初回は無痛分娩を選択したのに、2回目は自然分娩にしたという人も結構多いんだとか。
初めての妊婦さんにとって、「すごく痛い」という前情報が広まっている陣痛は恐怖の対象であり、少しでも痛みを和らげたいと思って無痛分娩を選択する人は多いみたいだけど、WHOでは麻酔分娩を含む誘発分娩が1つの国で10%を超えるのは望ましくないと言われているんだって。
まあ無痛分娩の場合、麻酔などの薬剤を使ったりするわけだから、それなりのリスクをともなうと考えていた方がいいのかもね。
ただ、パニック障害を抱えている人や、出産に対するおそれが病的に強いと判断される場合は有効な手段らしいから、ケースバイケースってことなんだろうな。