ケンカの時のマイルール

最近はあまり口げんかをすることもなくなったけど、若い頃はよく夫と口論になったことがあった。
そういうときは感情のままに、相手を傷つける言葉を言ってしまうものだけど、どんなに腹が立っても「これだけは言っちゃいけない」と無意識に抑えている言葉はいくつかある。
それは給料に関することと、他人と比較すること。
うちの夫はお世辞にも給料が良いとは言えないのだけど、どんなに腹が立っている時でも、「安月給!」という暴言を吐いたりすることはない。
同様に、彼の仕事をおとしめるような事も言ったことはないし、それを言ったらさすがにおしまいだなと思っている。
あとは、他人と比べて「あの人は○○なのにあなたは・・・」と言うこと。
隣の芝生は青く見えるとよく言うし、実際そう思うこともよくあるけど、でも他人と比べて自分のことをおとしめられることほどプライドを傷つけられるものはないよね。
実際、私だって「あそこの奥さんは○○なのにおまえは・・・」なんて言われたらカチンと来て、「じゃあもっといい奥さん見つければ?」なんて思っちゃうもん。
なのでどんなに大げんかしたときでも、この2つのことは絶対に口にしない。それがケンカの時のマイルール(笑)
まあそれ以外については、今思うとかなりひどいことを言ったなあと思う節はあるんだけど(汗)
でもこの2つのルールを守り通しているせいか、最悪なところに行く前にケンカが収束することが多いんだよね。
きっと夫の中にも「これだけは言っちゃいけない」みたいなマイルールがあるんだろうなと思う。
だからこそ、お互い時間がかかっても一応仲直りできるんだろうな。一度大きな地雷を踏んだら、きっと仲直りなんてできないと思うから。