猫のおみやげの意味

私はこれまでペットと言えば、実家で飼っていた犬のほかは、金魚やらメダカやらしか飼育した経験がない。
なので猫の習性というものはあまりよく知らないのだけど、猫を飼っている友人いわく、たまに家に持って帰ってくる「獲物」には辟易させられることが多いらしい(^_^;)
猫が持ってくる「おみやげ」はその時々によって違うらしく、あるときはセミ、あるときはスズメだったそうで。
それを玄関の軒先とかにちょこんと置いておくので、玄関を出た瞬間、悲鳴を上げることもあったのだそう(^_^;)
確かにそういう獲物が玄関に置いてあったら私でも悲鳴をあげるだろうなあ・・・と、そのときは同情したのだけど、友人は「まあ私にプレゼントしてくれているんだろうなって思うと、怒るに怒れなくて・・・」と苦笑いしていた。
なるほど、猫にとっては日頃お世話になっている飼い主に対する「恩返し」なのだろうなあと思うと、確かに怒るのはちょっとかわいそうだよね。
ところが先日、猫が獲物を持って帰ってくるのは「おもてなし」の意味ではない、と専門家が発言しているのをネット上で目にし、びっくりΣ(゚Д゚)
だからと言ってじゃあなぜなのか、というとあまりハッキリしていないらしく。
ただ、親猫は子猫に狩りのやり方を教えるために、半殺しの状態で獲物を見せる習性があるのではと言われているそうで、要するに「あとは自分で処理して食べてみて」と促しているのではないかと(^_^;)
てことは、飼い主は猫にとって「子供」のように見られているってこと?
人間は猫を「飼っている」つもりでいるけど、猫からしたら人間の「面倒をみてやっている」つもりなのかもね(笑)