待機児童問題、解消されるどころか・・・

某新聞社が全国の主要自治体の待機児童状況を調べたところ、回答があった68市区のうち、およそ7割にあたる48市区で待機児童問題が解消されていないことが判明したのだそう。
解消されていないどころか、昨年の春に比べると5.5%増えていたそうで、問題が悪化しているように思える(汗)
待機児童の問題に関してはずっと解消に向けて動くなんて言っているけど、実際はちっとも問題解決に進んでいないんだなあと痛感してしまった。
実際、政府は2017年度末までに待機児童を解消すると意気込んでいるけれど、48市区のうち半分以上にあたる27市区は、2017年度までに解消できる見通しはないと答えているのだそう。
要するに政府と現場との見解に思いっきり隔たりがあるわけで・・・・。
どちらの見通しが確実かと言えば、やっぱり実際に現場にいる人たちの目の方が確かなわけで、そうなると2017年度末までに待機児童問題解消なんてまだまだ・・・って感じなんだろうな。
だいたい48市区だけでも待機児童の人数は8458人もいるそうだし。
これが主要だけでなく、すべてに市町村区まで範囲を広げたら、一体何人になることやら・・・。
まあ主要市区はそれだけ人口が多くて、待機児童問題も深刻だから、全体に占める割合も大きいとは思うけど。
それでも主要市区は行政の支援も入りやすいから、それ以外のところの方が待機児童の問題を解消しやすいってことはないだろうしね・・・。