心の弱さにつけこむ人々

京都府に住んでいる自称僧侶の男ら3人が詐欺容疑で逮捕されたのだそう。
「自称僧侶」という時点で何となく詐欺の内容がわかったような気がしたけど、案の定、開運グッズをだまして買わせていたらしい(汗)
具体的には、悪い霊が原因で災いが起こっているとか、60日間20万円で祈祷してあげるなどなど。
他人の身に起こった不幸につけ込んで詐欺を働く悪徳な行為なのに、よく「僧侶」を名乗れたなあ・・・。
でもこういうのっていまだにダマされてる人が多いんだなとびっくり。
だって祈祷料や開運グッズの売上げなどの名目で、全国約5500人から、計約2億5000万円もの入金があったんだもん(汗)
この手の商法ってよく新聞の折り込みチラシとかにも入っていて、体験者の話とかも写真入りで載っていたりして。
ほとんどの人は「うさんくさい・・・」と思ってスルーするんだけど、中には不幸が重なったとかで心が弱っている人がいて、もしかしたらこれで運がよくなるかも・・・と思ってしまう人もいるんだろうなあ。
でも5500人で計2億5000万円なんだから、単純に計算すると1人あたり約4万5千円。
詐欺にかかる金額としては決して高額ではないけれど、だからこそ「これくらいなら・・・」って払ってしまうのかもしれない。
もちろんこれは平均だから、中には一人で膨大な金額を払ってしまった人もいると思うけど(汗)
それにしても全国で5500人って相当な数だよね。逆に言えば、それだけの人がこういうのにすがってしまうほど心が弱っているってことなんだろうな・・・。